毎日組BRなの破産組BRなのはっきりしなさいよ

どうも。下戸先生です。
ゴールデンウィーク明けから既に2日が過ぎようとしております。
明日は土日。第2のゴールデンウィークです。不滅の第3帝国です。
また週明けにはこないだみたいな記事書いちゃうんだろって？

馬鹿野郎ボケ先回りしてどうすんだこの芸人つぶし！おどりゃクソ森！！ギギギ


というわけで今日はこの週末、疲れきった体と頭を休める為に映画観ましょう。
本日の作品は

Shoot 'em Up

今日も余談多めだよ！

邦題　「シューテムアップ」。まんま読んだだけじゃねーかよｗｗｗｗｗｗｗ
映画というもんは邦題がどんなの付いてるかってのも楽しみの一つなわけですが、
最近の映画は邦題が捻りもなくストレート過ぎて
逆にわざわざ邦題付ける意味ないやんけって作品が多すぎるんですね。
アルファベットそのまま載せろよ…変なフォントでカタカナ使わないでさあ…。

The Texas Chainsaw Massacreが「悪魔のいけにえ」
Evil Deadが「死霊のはらわた」
Dead Heatが「ゾンビ・コップ」
Bonnie and Clydeが「俺たちに明日はない」
Dawn Of the Deadが「ゾンビ」

ほらすっごいじゃん。魅力的な邦題の数々。
いったいどこをどうやったらその邦題になんのよってくらい繋がりのない邦題ですよ。
でも作品のツボをドンピシャで押さえてるあたりが最早芸術の域なんです。
あの頃の日本語の輝きはどこ行った！
つっても「死霊のはらわた」なんか
最後の最後のクレイアニメまではらわたなんか出てこねーけどｗｗｗｗ
でも作品のグログロイメージをうまく捉えたこれ以上ないくらい最強の邦題ですね。
更にDawn Of the Deadなんかゾンビですよゾンビ。
「ゾンビ！！！」って。

直球過ぎてもう観るしかないんですよここまでくると。
花形満も打てるかくらいの豪速球でどストレートですよ。花形君には打てねえよもう。
これくらい強烈なインパクトで観客に訴えかけて欲しいんです邦題。

とまあ邦題がただの発音で安直過ぎるのがいささか許せませんが作品のご紹介でございます。

主人公（と見られる）男が夜中にベンチに座っていると
妊婦のちゃんねーが悪党に追われて逃げてくわけです。
ちゃんねーがこっち来てヘェプミーとか言って
そこからヴァンダムもビビる勢いで突然の急展開ってなるわけでもなく
普通に目の前を通り過ぎるだけなんですがね。

まあそこで本気スルーしちゃうと映画が進みません。開始5分で終了しちゃうので。
「急にボールがきたので」とかふざけた事言ってらんないんですよ。ヒーローってのはつらいね。

ところでおじさん何でにんじん生でかじってるの？
ボリッとか音立てちゃって何で夜中にベンチでにんじんかじってるの？何なの？
なんでにんじんなの？

んで妊婦と悪党にホイホイついていくと
案の定というかさっきからそうなんだけど妊婦殺されそうになってんですね。
あぶねえってんで妊婦を流れで助けちゃうわけなんですが、
このドンパチの時点でこの映画を最後まで観れるかどうか決まります。
ブルックリン銃で遊ぶなツキが落ちるぞとか
高嶋のおにいちゃんどころじゃない意味分からん展開祇園祭りです。
タンク撃って油どくどく垂れ流させて「あー、爆発させちゃうのね」とか思ってたら













滑るんかい



滑りながら悪党共に鉛玉浴びせまくるわけですが、
絶対こいつはチャックとセガールのあいの子だ

んな事よりそもそも最初に敵殺しちゃうときの殺害方法が




にんじん喉にグサーですよ

にんじん喉にグサーですよ

にんじん喉にグサーですよ

大事じゃないけどやたらにんじんプッシュする映画なので3回言いました。

銃持ったおっちゃんがパッケージでパケ裏見ても派手なドンパチの様子が描かれている作品で、
開始早々にんじんで人を殺すヒーローは後にも先にもお前だけだ頑張れそのままぶっちぎれ
もうある種の男気を感じずにはいられませんよ。あんた男だよ。

んで悪党、よく見たらポール・ジアマッティかよ！！！
あんた何してんだよ！！！！
何でにんじん使いと闘ってんだよ！！！！！

ものすごく個性派俳優で最強にかっこいい男の一人ですが、
何でも出来ちゃうのねこの人。
レディ・イン・ザ・ウォーターとサイドウェイは死ぬまでに100回観ておく価値あり。
そしてこの人、プライベートライアンにも出てるのは地味ながら有名な話。

んでもって主人公がドンドンパチパチやらかしてる間に
妊婦は流れ弾当たって死んでるんですが、
ドンパチシーンにフィルム割いちゃって妊婦が死ぬシーンちゃんとクローズで撮ってないあたりが
監督の強烈なこだわりを感じますね。そこは撮ってやれよｗｗｗ

んでまあ妊婦はお亡くなりになるけど赤ちゃんは無事産まれて
その赤ちゃん抱きかかえたまま主人公が奔走するわけです。



どうでしょ。冒頭の導入部を解説してみたけど、
全然わっかんないでしょ。全然わっかんないでしょ。
分かるわけねーよ
これ絶対分かるように撮ってないもん

そこらへんの無茶苦茶な作りが愛せちゃう人はこの映画、最後まで楽しめちゃうと思います。
ここで「あ、ちょっと無理かも」って思っちゃう人は早く引き返したほうがメシがうまいです。
だって最後までこのテンションだもの…おかげで名作過ぎるんだけどなｗｗｗｗ

え、モニカ・ベルッチ？


てめえこの野郎

おまえは何を観にきたんだこの馬鹿野郎！！！！！！
違う、違うんだよそうじゃないんだよ！！！！
綺麗な人だし大好きだけどこれはモニカを観る映画じゃないんですよ！！
早くパンツ上げろ！ティッシュしまえ！！

指紋認証のデザートイーグル（確かそうだった）とか
濡れた銃をストリッピングして便所のエアータオルで乾かすとか
合間合間でちょいちょいにんじん食ってるとか
最初から最後までわけの分からないテンションが終始続きますが、
最高にハイでｶｺｲｲ作品です。

まあ、苦手かもって人も主人公がクライヴ・オーウェンだよって言ったら
半分くらいの人はまた観てくれそうね。

それにテーマ曲が我らがMötley CrüeのKickstart My Heartだからテンションも上がりますわな。
ヴィンス・ニールは良かった。デブになる前のヴィンスは本当に良かった。
取り敢えず痩せろよな。



シナリオもよく出来てるし何よりドンパチがとにかく気合い入ってて、
腹抱えて笑いつつかっこよさも味わえるなんだか不思議な味の作品ですが
"Shoot 'em Up"お勧め作品です。
この週末にでもお時間あれば是非ご覧になってみてください。
下戸先生でした。ばいばい！






































だからさ、邦題に「人参」って入れろよ「人参」って！！！